夏期派遣YCE生帰国報告(ドイツ派遣 清水和奏さん)
私は8月9日から28日までの約3週間にわたり、ドイツに派遣させていただきました。初めての海外生活に不安が大きかったものの、訪れた土地やお世話になった人に恵まれ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
私がドイツについて初めに訪れたのは「リューベック」という、海に面した北の都市です。リューベックはとても過ごしやすい街で、滞在中は海水浴をしたり、ホストファミリーと一緒に日本食を作ったり、様々な経験をさせていただきました。街中で弾き語りや絵画の販売をしている人がいたり、LGBTQ2+のパレードも行われていたりして、人びとの自由が尊重されている豊かな街だと感じました。
次に訪れたのは、「ハノーファー」という都市で、滞在した中では1番大きな都市でした。ハノーファーは第二次世界大戦の時に街ごと被災し、その影響もあって広島との姉妹都市とされています。私が訪れたのが日本の終戦日に近かったからなのか、ハノーファーの教会の中には広島の原爆の資料がたくさんあり、本当に驚きました。
最後に訪れた「ギフホルン」という街は、自然が豊かで街の人たちとも家族のように過ごすことが出来ました。山に登ったり、市民プールに行ったり、日常の中でたくさんの経験をすることが出来ました。
ドイツの生活は、想像よりも日本に近く、それでいて街並みや言語の違いは確かに存在していて、滞在期間中はずっと不思議な感覚でした。そんな中で、ホストファミリーと一緒に現地の文化や音楽、歴史、食事などを体験できたことは本当に貴重な経験だったと思います。
この度は海外派遣をさせていただき、ありがとうございました。