7月 9日(水)10(木)

石川県珠洲市 珠洲市役所、野々江第2仮設 〔災害支援〕

 

令和6年1月1日に発生した能登半島地震の被災地である珠洲市に令和6年3月からほぼ毎月伺っており、珠洲市役所と野々江第2団地仮設住宅の集会所で15回目のボランティア活動を今月も行った。被災されている方からは、「被災された時に次の日まで食事の提供がなかった」ことや「先の見えない不安や寒さで大変辛かった」こと「これから復興住宅が建てられていくと思われるが自分は入れるのだろうか?」、「がんばろう珠洲!などと書かれた看板を見ると今でも十分に頑張っているのにまだ頑張れと言われているようで辛い」などの声をお聞きした。また、珠洲市役所の職員もほぼ全員被災者であり、昨年9月の土砂災害もあり「精神的にも肉体的にも限界に来ている」という声も聞かれた。地震から1年半が過ぎ災害ボランティアセンターも閉鎖されようとしておりボランティアの数が激減している。そんな中で毎月伺っていると自分たちの胸の中にたまっていることを吐き出すことが出来る場があってとても嬉しいとか、ぜひこれからもボランティアに来て欲しいなどと言う言葉が聞こえてくる。長野市からも職員が6名応援に入っておりその方々の話を毎月聴かせてもらっている。

長野りんどうライオンズクラブとして災害支援のための募金活動やカフェでの提供物資の確保にも協力してくれており毎月3名程度で伺えていることに感謝をしている。

高速道路の災害支援活動への減免措置が9月末で切れるが、その先も毎月ボランティアに伺い続ける予定をしている。長野市でまた災害が起きた時などへの備えに役立てたいと考えている。